こんにちは、ゆまち(@yuma0425_yuma)です。
今回は、私も経験してしまったクレジットカードの”リボ払い”についてお話していきます。
一向に減らないリボ払いの残高に苦しむ
私の借金地獄の第一歩と言われるものが、リボ払いでした。
当時18歳になって初めてクレジットカードを作りました。
利用限度額は10万円。
今でいうとたかが10万円と思いますが、当時の私にとって10万円を手に入れたような感覚に陥りました。
よく行くデパートで

ただいま入会すると、
5,000ポイントキャッシュバック!
こういった誘い文句にまんまとハマり。
躊躇なくポイントが貯まるから、財布に現金が無くてもカードでいっか、といったかたちでどんどんカードを使っていきます。
そこで翌月お支払い予定額を見てビックリ。
なんと5万円ほどを一気にカードで支払っていました。
学生にとってこの金額を一気に支払うのは厳しい・・・
どうしようかと思っていたところ、月々の支払いを定額にできる「リボ払い」というサービスをここで初めて知ることになります。
当時の私は、月々の支払いを定額にできるというところだけでリボ払いを選択してしまいました。
最低支払額の5,000円だけ毎月払い、残高を確認しながら調整をしていました。
ただ1カ月5,000円の返済なので、それ以上に買い物をしてしまえば、当たり前ですが、支払い残高がどんどん増えてしまいます。
このときに、毎月5,000円の返済を1万円に上げてみようという考えはなく、
とりあえず枠いっぱい使って5,000円だけ返済している状態になってしまいました。
そりゃ借金は一向に減りません(笑)
おさえておきたいリボ払いの仕組み
まずは改めてここでリボ払いの仕組みについて説明していきます。
リボ払いとは、使った金額に関わらず、あらかじめ設定した一定の金額を支払っていくものです。
分割払いとはまた違い、分割払いはその都度分割で支払う方法です。
リボ払いにもさらに種類があるので、ご自身はどちらで設定しているかも確認してみましょう。
定額方式
定額方式とは、カードで沢山使ってしまった月、今月はそんなに使っていない月などあると思いますが、その残高に関係なく毎月決めた一定額を支払う方式です。
(毎月1万円であれば、ずっと1万円。私もこちらでした。)
残高スライド方式
残高スライド方式とは、支払い残高の大きさによって、毎月の支払額が変わってきます。
例えば、10万円未満だったら1万円、10万円~15万円だったら2万円といったかたちです。
上記2つの方式のご説明をしましたが、リボ払いには手数料が上乗せされます。
大体のクレジットカード会社で年率15%となっています。
ここで一括でカードで支払ったときと、リボ払い(今回は定額方式)で支払ったとき、金額にどのぐらいの違いが出てくるか説明していきます。
10万円のモノを購入した場合
総額 | 金利 | 回数 | |
一括払い | 10万円 | ー | ー |
リボ払い(毎月5,000円の支払い) | 11万5,790円 | 1万5790円 | 24回 |
リボ払い(毎月10,000円の支払い) | 10万7,491円 | 7,491円 | 11回 |
リボ払い(毎月20,000円の支払い) | 10万3,905円 | 3,905円 | 6回 |
といった感じになります。いかがでしょうか。
カード支払いは2回を超えてしまうとこのように、金利がかかってきます。
ここを知っておかないと私のように月々の返済は楽にみえて、総額でとんでもない額を支払っていることとなります。
【結論】リボ払いは今すぐ辞めるべき|解決策は3つ
今リボ払いにまさに足を突っ込んでしまっている人の解決策は3つあります。
- 債務整理をする
- 定額の支払い金額を上げ、出来る限り早く返済してしまう
- クレジットカードを持たず、デビットカードに切り替え
債務整理をする
もう無理!と思った私は、債務整理(任意整理)をしました。
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債務整理の中にも自己破産や任意整理などいくつか種類があります。私が実際に行った任意整理のときの流れを下記の記事で説明しています。
定額の支払い金額を上げ、なるべく早く返済してしまう
上の表でもあらわしたように、月々の返済を5,000円増やすだけでも支払いの総額が変わってくることがわかります。
少しでも返済を繰り上げることが完済のスピードを早めます。
クレジットカードを持たず、デビットカードに切り替え
私はクレジットカードを持っていません。
正確には使えなくなっただけですが。(笑)
借金をしてしまう癖がある人は、クレジットカードではなくデビットカードをお勧めします。
デビットカードであれば、銀行の残高から引き落としをされるので、残高が無ければデビットカードも使えません。
こういったリボ払いをしない仕組みづくりが非常に重要です。